PANDA coutureにてお一人様6000円(税込)のフルコースをご用意しました。
まずは小さな前菜を3種類、写真左(または最初の写真)はアリニャーダ(スパイスを効かせたマリネ)液にさっと漬けた紅芯大根の薄切りで戻り鰹とブラックオリーブのソース、塩漬けにした柚子を刻んだものを包んだ一品です。ムベの葉を添えています。
写真右(または次の写真)の左側はアーティチョークをマリネしたものの中にドライトマトと奥三河鶏のパテを詰めてオーブンで焼き、最後に舞茸の泡をのせた一品です。バリグールを意識してきのこの中でも香りの強い舞茸を合わせました。
右側は百合根をバター、生クリームと一緒にペーストにしたもので赤海老とローストしたクルミを包んでいます。それに桜海老の粉末をたっぷりつけてオーブンで焼き、オマール海老のソースと合わせた一品です。
続いて前菜はキュイスドカナール(雄鴨の骨付きもも肉)にじっくり火を通したものに、ミルフィーユ生地、焼いた菜の花、牛蒡の素揚げを合わせた一皿をご用意しました。全体をソフリート(玉ねぎやパセリのオイルソース)でまとめています。
続いて安納芋のスープに湯葉とハモンセラーノを一緒に巻いてオーブンで焼いたもの、ワイルドライスの素揚げを加えて食感を良くした一皿をご用意しました。
魚料理は寒ぶりを低温のオリーブオイルでじっくりコンフィにしたものに、ネギのフォンダン、春菊と真鯛の出汁を使ったソースを合わた一皿です。上にはパイナップルセージの花をのせています。
最後の一皿はかごしま黒豚「さつま」のほほ肉を赤ワイン、シェリー、香味野菜、生ハムなどと一緒にじっくり煮込んだ料理です。グリル野菜を付け合わせにし、金柑を使ったソースと合わせてシンプルに仕上げました。
デザートの前には恒例のお口直しとして干し柿、クリームチーズ、ラムレーズン、くるみを使った「干し柿のメダイヨン」を、デザートにはタタン風に仕上げた紅玉とホワイトチョコレートのガトーに苺とクリームチーズのアイスクリームを合わせた一皿をご用意しました。
料理にご満足頂けたようで何よりでした。またのご来店お待ちしております。