甘ぱんだ2年目 その3

ソース

明日9月22日は火曜日ですが祝日のため「甘ぱんだはお休み」し「瀬戸焼そばを営業」致します。

さて甘ぱんだ2年目となる10月からの新メニュー「ボカディージョ」の食材紹介、最後は「チーズ」と「ソース」です。

チーズはイタリアのハードタイプ「グラナパダーノ」を使います。なぜスペインのチーズではなく、イタリアのチーズなのかという点ですが「日本で手に入るスペインのチーズは高い」からです。スペイン現地のチーズが高いわけではなく日本での取り扱い量が少ないため高価になっていると思われます。

チーズ

スペインも他のヨーロッパ諸国に負けず劣らずチーズ大国で、一番有名な「ケソ マンチェゴ」をはじめ、楓の葉で包んで熟成させるブルーチーズ「ケソ デ バルデオン」、羊乳を使うスモーキーなチーズ「イディアサバル」など個性的なチーズが多くあります。

さてグラナパダーノですが、見た目も味わいも有名なパルミジャーノ レッジャーノに似ています。どちらもDOP(原産地呼称保護制度)の元に管理されているのですが、グラナパダーノの方が熟成期間が短くさっぱりした味わいが特徴です。

適度な塩気とポロポロ崩れる食感がソースと相まってボカディージョによく合います。

そのソースですが、玉ねぎ、人参、セロリ、にんにく、生姜をじっくり炒めたところに白ワインとトマトピューレ、オリーブオイルを加えて軽く煮込み、そのままミキサーにかけて濾して作ります。

トマトソースに近いですが、より野菜の味が濃いソースに仕上げています。

以上「バゲット」「生ハム」「チーズ」「ソース」の4つの食材を使い、ボカディージョを作ります。